2年ぶりくらいだろか?
ネット注文が便利すぎて、東京まで行ったからといってコレといった買い物が無いのが難点。
前の時も、その前の時も個人的な何かは殆ど買わずに帰ってきてるし、さてどうしたもんですかのー。
ていうか、そもそもなんで東京にいくのかと。
ザキ氏が夏のボーナスでEOS50Dを買って以来、夜景撮影、花火撮影、月撮影、星撮影、と来て先日の高ボッチチャレンジと、三脚必須なロケーションをすでに数回経験してきた……んだけど、ザキ氏はいわゆる“世のお父様方が子供の成長記録にと考えて買ってくるビデオカメラにおまけで付けて貰えるSLIKの安物三脚(エレベータが手回し式):市場価格およそ3000~5000円”を使っていて、その価格に対し利便性(エレベータ)を取ったが故の不安定さにより、実に8割近く「ブレ写真」を量産してしまっていた。
かく言うおいらも初めて自分で買った自分用デジカメ(カメラとしても)である所のEOS20Dを使うようになって暫くの間は、やはり親父が持っていた安物のSLIK三脚を使って撮っていたんだけんど、おいらの場合は最初から「ミラーアップ撮影」を駆使してじっくり撮っていたりしたこともあって、意外と外れは量産してなかった! たぶんきっと。
そんなわけで花火撮影の頃からひたすら「カメラ用の三脚を買え!」とおいらに言われ続け、かつ撮った写真の生存率が低いことを自覚していたザキ氏は、比較用に貸したおいら愛用の三脚、“ベルボン ULTRA LUXi F”を使って、その性能の差を肌で感じ、タイミングさえ合えば“ベルボン ULTRA LUXi L”を買うってな流れになっていた。
まぁ、とはいえ、同じようなスペックの三脚は他にもあるし、あえて同じの買うのも何だかなぁって感じなんだけど、そこはそれ、田舎者の悲しさと言いますか……。
都会ではヨドバシカメラやビックカメラなんぞがすぐそこにあり、いろいろ手にとって使用感を試す事ができるけど、地元にあるEIDENやらヤマ電といった家電量販店や、全国チェーンのカメラ屋に行ったところで、SLIKの安物三脚か、あっても1万円前後の剛性を犠牲にしたやたら大型の三脚ぐらいしか見て触る事が出来ない環境にある。
そうなると触ってもいない未知の物より、“前に倣え”して確実な物を選ぶしか選択肢は無いと言っても良い!
ついでにカメラバッグなんかも気になるお年頃だったようで、これまたこっちの販売店では間に合わせ的なカメラバッグくらいしか見る事が出来ない……
三脚はお金さえ出せば割と剛性はなんとかなるところはある。しかしカメラバッグは実際に物をみないとカタログスペックだけで注文してしまうのはまさにギャンブルといえた。
で……
「ヨドバシとかにいけば、混乱して逆に選べなくなるほどの量の三脚やバッグを見れるから、一度買い物に行きたいねぇ」
なんて事をいってみたら、「行こう!」「行こう!」そういうことになったのだった。
そういうことになったのは良いが、個人的に買うものが無ぇ!
カルマーニュとか欲しいといえば欲しいが値段が難だし、( ̄-  ̄ ) ウーン…
まー、現場に行けば何か欲しくなるさ、きっと!
折角なので“ベルボン ULTRA LUXi L”のご紹介。
おいらの持っている“ベルボン ULTRA LUXi F(生産終了っぽい)”と末尾のアルファベットが違うけど、おそらく色違いなだけで同じものでしょう。
この製品に初めて気がついたのはやはりココ。デジカメウォッチのこの記事だった。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2005/07/05/1747.html
身長186cmであるおいらが使うにも都合が良いエレベータ伸ばしきりでの全高160cm以上を誇る長身。
この高さはカメラを設置した場合、ほんのわずか屈む程度でファインダーが覗けるという都合の良い高さだった。
最低高も、エレベータを分離すればわずか19cmという高さが実現でき、収納時も全高40cm弱というコンパクトさ。
実売価格も1万円ちょっとくらいで、入門編としては割とお手頃というところでもうこれ行くしかないっしょ!
ってところで記事中の「ベルボンといえば、カーボン三脚「カルマーニュ」で一世を風靡し、アウトドアをメインとするプロにも使われる日本の高級三脚メーカーである。」がダメ押しとなった。
それまでSLIKしかしらないおいらにとってはこの言葉は魅力的過ぎた。
「そういえば“ベルボン”って響きもいかにもだな!」
根拠も何も無いが要するに単純なお脳であった。
で、実際に手元に来てみると、それまで使っていた三脚では考えられないほどの剛性。
さらにクイックシューによる脱着の便利さ。
エレベータを伸ばしきったとしても、SLIKの三脚でエレベータを下げきってる状態より安定している……
「これがカメラ用三脚なのか!」
とか目から鱗状態で感激してた。
収納状態でも卓上で小物を撮影するのに使い勝手が良く、足の開脚角度を変化させられるため様々な角度で撮影することが出来た。
重量級のレンズや、極端に全長の変わるレンズを使用したり、強風などの悪条件でなければ、コンデジから条件によっては上位モデルのDSLRでも十分対応可能じゃないかな?
キヤノンで言えばKISS、二桁D(50Dなど)や、ニコンで言えばD40クラスからD300クラスなどから、初めてDSLRに手を出した人が初めて買う三脚にはますとばいでしょう!
迷ったら一度検討してみては?!
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