先週末、今週の予定を八王子のOB氏に尋ねられる。
とはいえ、“普通に平日で時間が読み難い所に基本的に突発だから何時なのかは未確定。”
そいつぁー厳しいぜ!
ってな訳で仲間内に連絡。
「来週はなにかしら忙しいってことでスルーな!」
さすがにそんなやりとりは無いけど、いずれにしても突発的に人集めるのは難しい。
おいら的にも現在受けているカメラボディの1つが、売れ行きの好調さから大増産で連日の残業が確定。
こりゃー無理だな。
とか思ってた金曜日、見知らぬ電話番号から電話が入っていた。
このご時世、見知らぬ番号に掛けるやつぁー居ないってことで、掛け直さずに華麗にスルー。
ただまぁ、99%OB氏だろうとは思っていた。
なにしろ携帯だけで10台ほど持ってるらしいし、登録外の番号で掛かってきても全く不思議でない。
30分後、再度同じ番号から掛かる。
出てみると……
案の定OB氏であった。
「ほんの少しだけでも会おうぜー」てな事らしいが、最近は歳がそれなりになってきたせいか疲れが抜けきれず、夜はまったりしてる事が多い。
睡眠時間を4時間から6時間くらいにすれば毎日はもっと楽な気がしないでもないんだけども……
それはともかく、一言で言えば“面倒臭い”。 (ー’`ー;) うーむ……
こうなったらおいらの写欲の為に足になってもらうべか!
そういうことにした。
ちなみに何を撮りたかったかと言えば、連日打ち上がっているサマーナイト略の花火だ。
諏訪湖花火大会・新作花火大会と違って、サマー略の期間中は湖岸が開放されているから、大会よりずっと近づいて花火を撮影することが出来る。
が!
面倒臭い……
サマ略で毎日打ち上げてるとはいえ、駐車場は一杯だろうし、観光客の車も多そう。
となると歩いて行くしかないんだけど、機材担いで往復1時間ちょっと歩くのは面倒すぎる!
しかし、OB氏の実家は丁度その湖岸から徒歩30秒の所にある。
丁度 NEX-5 を買う気だったOB氏に実物を見せる、触らせると共に、OB氏の話相手に、おいらの撮影欲も満たせるとあればまさに一石三鳥!
計算は完璧だ。
「よし、そんじゃ花火でも見に行くか」
「あー、いいっすよー、今8時だから8時30分頃迎えに行きます」
「それじゃ終わっとるがな!」
「え? じゃあ今からいくんで」
あっぶねー
地元を離れて10年以上ともなればその辺の事も抜け落ちてしまうということか。
で、諏訪市側諏訪湖畔、遊覧船乗り場前は案の定車で一杯。
予定通りOB氏の実家に車を駐めて諏訪湖畔に……向かうと雨が!
相変わらず間が悪いというかなんというか、コレがヤツの持つ運なのだな。 (ー’`ー;) うーむ……
とはいえ、折角目の前まで来たんだからっつーことで湖岸にカメラをセッティング。
予想通り湖面の手前の最前線に難なく陣取れた。
すると……
「え? NEX-5 がなんであるの?」
「なんでって……、NEX-5 は実際に使うとうんたんって教えたじゃん?」
「いろいろ金使えて羨ましいわ」
「ベルファイヤを新車で買うヤツに言われたくないな!」
それはさておき、兎に角小さいカメラは楽過ぎる。
荷物が小さくて済むのが有り難すぎる。
因みに今回の機材は、
・CAMERA: NEX-5 (AA)
・LENS: E 16mm F2.8 (AA) + VCL-ECF1 (AA)
・LENS: E 18-55mm F3.5-5.6 OSS (AA)
・LENS: COSINA Heliar 50mm F3.5
・ETC: エツミ E-6205 (AA)
・ETC: HAKUBA ブラックオートレリーズ 2 100cm (AA)
・ETC: RMT-DSLR1 (AA)
・TRIPOD: Velbon ULTRA LUXi mini (AA)
なんか、最近の定番構成になりつつあるな……
サ略は花火大会と違って規模はかなり小さい。
ってなわけで、最初に装備したのは 18-55mm 。
E-6205 も装着してはいるものの、今回は RMT-DSLR1 を使ってワイヤレスでバルブ撮影を試みる。
毎日やってるサ略だからこそのお試しですな!
(本番で使ってうまくいかなかったら泣くに泣けない!)
駄菓子菓子!
何回か試してみるもどうにもしっくり来ない!
周りが暗い事もあって比較的赤外線の感度は良好ながら、受光部が前面にあることからリモコンを持つ手の所在に困る。
あとは微妙なタイムラグも感じる。
「ここらでシャッター開けて……、ここらで閉める!」
ってのが微妙にずれる。
結局 E-6205 に頼る。
で、何度かやろうやろうと思いつつ出来なかった事も試して見る。
「そのカメラの連写機能あるの?」
「そりゃーあるさ、オレのEOSよりイケルよ」
「え? 20D は何枚?」
「あっちは5枚くらいこちらは7枚くらい」
「EOS より多いんだ!?」
大層驚いていたけど、そもそも CASIO のコンデジはそれの遙か上を行ってた気もしないでもないが……
しかもOB氏はその CASIO ユーザーだったような……?
まぁ、とりあえず連写してみる。
以前も連写を試してみたんだけど、速度優先設定にもかかわらずRAWが生きていたようで思うように連射できず。
RAW切ってJPEGのみの設定に直して連写開始!
適当に撮っただけでどこまで連続撮影されるかまでチェックしてないけど、タイムスタンプを見ると40枚は軽く撮影されてるようだ。
で、なぜに花火に対して連写?
ってな話だけど、写真で花火を表現する場合、長時間露光によって光跡を記録するから実際に見ている光景とかなりかけ離れた絵が出来上がる。
逆に写真のイメージで花火を見ると全く違う花火を見ることになる。
光跡でなくて点で残したらどないよ?
ってことで露出時間 1/10 秒に設定して連写。
そして45枚を合成! (ちょーめんどくせー!)
ちょっと狙った花火が悪かったかも……
一応点は残ったけど“だからなに?”ってな表現に……
最近の花火で写真に中々残せないのは“絵”が埋め込まれている花火。
ハートだったり、ニコニコマークだったり、星のマークだったりと様々な模様が浮かび上がる。
アレを残したい!
普通に撮ったら光跡になって何がなんだか解らない。
でも点なら或いは!
過去にはハートをハートの形と認識出来る様に撮れた事があって、そんな感じの1枚を狙ったつもりが今回は狙った花火の規模が小さくてイマイチ。
折角だから45枚をGIFアニメにしてみる。
元のデータは同じなんだけど、一つ上の写真と比べると何とも微妙!
とはいえ、当たり前だけど実際の見た目にかなり近い。
でもこちらもなんか中途半端ですな……
サマー略が続く間にもう一度連写でチャレンジしなければ!
この後暫く小規模な花火が続いてうまいこと光景を写し撮ることが出来ず。
とか思ってると唐突にデカイのが上がる。
デカ過ぎてファインダーに収まらず、数発分犠牲にしながら位置合わせ。
それでもまだオーバーするも、これくらいならバランスも悪く無いかな?
サマーナイトファイヤー略は1回がとても短い。
あっという間に10分ほど経過して本日分が終了。
花火の次は“手持ち夜景”の効果をOB氏に見せる。
コンデジは勿論、DSLRでも撮るのが難しそうな絵が撮れる。
正直レンズなんかを考えれば m4/3 の方が有利ではあるんだけど、ライトな利用(ほとんどレンズを買わないとか)や便利機能を望むなら NEX の方が有りかもしれない。
レンズの選択肢が今の3,4倍あればすんなり進められるんだけど、現時点ではなかなか難しいですなぁ。
その後諏訪湖を1周回って帰宅。
同級会の時のAN氏といい、今回のOB氏と言い、NEX の事を聞かれる事が増えてきた。
そろそろ導入から3ヶ月経つし、 NEX の使用感でもまとめるとしますかねぇ~
予定は未定であってかなり先になる気がしないでもないが!
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