帰り道

諏訪湖花火の帰り道、そば蔵の前辺りでザキ氏に頼んでもう一人の友人を待って貰う。
ザキ氏としてはおいらの高校時代の友人である、クマ氏を待ってるんだろうと思ってたと勝手に想像。

待つ事5分少々。

現れたのはyamagw師であった!

 

おいらとザキ氏yamagw師は中学時代の同級生。
中学卒業後も疎遠になること無く、ずっとやりとりのあった貴重な4人組の3人が集まった。

yamagw師はほぼ毎年諏訪湖花火を見に来ていて、諏訪湖花火の席が取れなければ新作花火を取るほどだったりする。
今年の花火はというと、JRのツアーを使ったらしく、当日に諏訪に来て午前0時頃の列車でトンボ帰りというなかなかハードなスケジュールで来たらしい。

ていうか午前0時って!

花火が終わるのが21時頃。
会場から上諏訪駅までは徒歩で15分程度とはいえ、周りには殆ど営業中の店はない。
それならばと、下諏訪のさんれーくで時間を潰すことに。

因みに中学時代のおいら達の共通項といえばメインは EPSON PC-286シリーズだろうか?
(一般的には NEC PC-9801 シリーズになるんだろうけど、EPSON のお膝元である諏訪に居るとむしろ EPSON が主じゃねーの? とか思ってしまうほど EPSON ユーザーが多かった)
現在は? と言えば、PC はかなり早い段階でザキ氏が離脱。
今それぞれの手にある共通項といえばやはりカメラだろうか?

で、yamagw師の姿を見ると、しっかりとカメラバッグが装備されている。
「写真は撮れた?」
「いや、撮ってない」
「なんで!?」
「まだ三脚買ってないし」
「Velbonのにしとけって!」
「Velbonは最高だよ」 (ザキ氏は去年ネオカル買ってから完全な信者と化した)
「重さとかサイズとか、実際に見てみないと中々買えなくてなー」
「まぁ、それは解るけど、花火とか夜景撮るにはあった方がいいって」
と、そこまで言ってからちょっとした疑問にぶちあたる。
yamagw師の使っているカメラは OLYMPUS PEN Lite E-PL1 だ。
でもこのカメラ、リモコン端子はもちろん、赤外線リモコンも使用出来ないとか聞いたような……
夜景はセルフタイマーでなんとでもなるだろうけど、花火みたいな被写体が待ってくれない物は結構厳しいんじゃ?

と言う訳で……
「それ、バルブはある訳ないよね? (ワイヤレス・ワイヤード、どちらのリモコンも無ければバルブ撮影はかなり厳しいはず)
「いや、バルブあるよ?」
あるのかい!
「どうやってやるん?」
「たしかマニュアルモードで……」
「でなくて、リモコン無しで……」
「シャッターおしっぱ?」
無理ゲーすぎる!
ちなみに NEX-5 の場合、直押しでのバルブはほぼ不可能。
あの独特の形状によって、大抵の三脚ではホールド仕切れず確実にぶれる。
まぁ、NEX-5 の場合は一応リモコンでもバルブ撮影出来るし、例の エツミ E-6205 (AA) でシャッター直押しのバルブ撮影も出来る。

と、言う訳で、E-PL1エツミ E-6205 を装着してみることにした。

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なんか……
E-PL1 の為にあるんじゃね?
ってくらいぴったりはまる。
NEX-5 の場合、本体が小さすぎて先端の緑の玉がシャッターボタンから結構離れてしまって、ほぼ全力で押し込む必要がある。
E-PL1 の場合は、シャッターボタンに緑の玉をほぼ接触させる事が出来、指先に半押しの感覚が掴み易い。
試しに最大まで絞って無理矢理シャッタースピード遅くさせて試写。
1秒程度の露光時間とはいえ、ブレ無く撮影することに成功!

「これ使えば花火も夜景も余裕だぞ!」
「いやー、なんか悪いねぇ」
「やらねーっての!」

カメラで遊んでる内に列車の時間が近づく。
yamagw師は下諏訪まで来て一息ついているけど、他の参加者は3時間の時間をどう過ごしてたんだろうか?
yamagw師の話では、慣れてる人は会場で仰向けになって寝てるとか?
つくづくハードなツアーですな……

ザキ氏yamagw師を駅まで送り届けて諏訪湖祭湖上花火大会がようやく終了

バルブ撮影他をyamagw師が使える事も解ったし、次は撮影メインでどっか撮りに行きたいですの~

 

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