同級会だか同窓会だかもどきで持ち上がる中学のS65卒業生によるゴルフコンペ……
の予定が、実際に始めてるメンツを探すとなるとコレがなかなか難しく。
結果的にほぼいつものメンバーでラウンドすることになる罠。
まー、来年に向けて練習も込みで増やしていくとしますか。
でまぁ、一応同級生でのコンペを計画しただけあって今回のラウンドメンバーは全員同級生。
ザキ氏、MT氏のいつもの面々と、夏の同級会もどきで交流が再開したタカベ氏、さらにウチの会社の配管をやってもらってる会社の2代目になっていた小学校時代の同窓生(クラスメートの意)で中学時代はクラスが離れた1部のSA氏。
そして富士見高原でレッスンプロをしている中込プロとおいらの6人。
メンバー全員が無邪気に遊んでた頃の仲間なだけあって、比較的年の差や立場(お客・店の間柄など)の違うメンバーと回る時よりテンションの上がり方が違う。
そらもう、一週間前から天気予報に注視するほどにな!
・9月2日の週間予報-9月9日は曇りのち雨
やばい、雨来るか!?
・9月4、5日の週間予報-9月9日は曇り、翌10日は雨のち曇り 確度B
1日雨の予報は延びたが確度がB。
安心できねー!
・9月6、7日の週間予報-9月9日は曇りのち雨で降水確率40%、翌10日は雨のち曇り 確度B
戻って来やがった!
しかも降水確率やべぇ
・9月8日の天気予報-9月9日は朝から雨で降水確率は午前70%の午後90%、午後からは屋根に落ちる雨が五月蝿いほど激しく降るとのこと。翌10日は15時頃まで雨
終わった (・∀・)
最初に落としたようにみせかけてから中盤持ち上げて最後に奈落に突き落とすとはやるじゃねーか天気!
朝起きるとぎりっぎり持ちこたえてはいるけど間違い無く降るってな空模様。
で、ブラックな会社に勤めてしまい、結局ラウンド前日も定時後(=残業)までみっちり仕事を入れられ、とても起きられそうに無い午前に帰宅する事になってしまったタカベ氏に頼まれモーニングコールを行う。
出ない。
10分置きくらいに電話するもまったく出る気配が無い。
仕方なく家電に掛けるも即効で留守電が応答する。
やばいって!
出発時間10分前、どうにもならんのでザキ氏にタカベ氏の自宅に向かって貰う事に。
午前8時、自宅出発。
今回は会社のエスティマを拝借し、SA氏とタカベ氏を乗せたおいらの3人と、ザキ氏とMT氏が乗る車の2台で向かう。
エスティマであれば5人分の荷物も乗りそうではあるけど、一応ゆとりを持ってということで2台に。
でSA氏を拾い、問題のタカベ邸へ……
が!
ザキ氏とMT氏が犬に吠えられながら玄関前で立ち往生してるの図に出くわす!
車があるから家に居るのは間違い無いが、チャイムを鳴らされても全く起きてくる気配が無いようだ。
お袋さんの車も無いことからタカベ氏に自力で起きて貰う他手が無い……
「(犬で)近所迷惑になるし、これで起きなかったら諦めよう」
と、最後の電話を掛ける……
「はい?」
出るし!
続けざまに、「どうしました?」とか返ってくる。
かんっぜんに寝ぼけていた。
通常ゴルフ場にはスタート時間の30分前には到着しなければならない。
今回は練習場の方で軽く練習もしておこうってことで、1時間半前には到着出来るスケジュールで動いていた。
というわけで、自力で向かって貰えばまだ30分以上余裕があるって事で自力で向かって貰う事にした。
となると車が余る。
ザキ氏とMT氏は車を置き、結局4人で向かう事になった。
なんつーか、過去に類を見ないほど朝からどたばたするも、かなり余裕を見ておいたおかげで結果はオーライ。
時刻は午前9時頃。
予報に反してまだ天気は保っている。
駄菓子菓子!
原村を通過中視界が50ヤードも無いくらいの濃い霧に包まれた。
富士見高原ゴルフコースはコース上の手入れがかなり行き届いているからラフに入ってもボールをロストしにくいんだけど、打球の行方を追えなければいくら手入れが行き届いても探すのに苦労するのは目に見えている。
「ボール探しで結構詰まるだろうなー」なんて話をしてると、何故か標高が上がれば上がるほど霧が薄れる。
高ボッチ、霧ヶ峰・車山もそうだけど、標高が上がれば上がるほど視界が悪くなるだけに、逆に視界が良くなるのはなんとも奇妙。
午前9時半、富士見高原ゴルフコースに到着した頃には完全に霧は晴れていた。
ゴルフ場で待ち構えていた中込プロによれば、下から強い風が吹いて霧を押し上げられなければ滅多にコース上に霧が掛かる事は無いらしい。
となるとプレー中の霧の心配はなさそうだが、残るは未だ持ち堪えている天気だけだ!
スタートまでおよそ1時間。
通常はウォーミングアップ程度に軽く打ち込むのが普通らしい。
が!
会社のコンペからずっとドライバーが不調で、水曜日に行った練習でも当たりが2割とどうにも不安が残る結果だった中での練習。
なんかしらんけど9割方当たるとかいうよく解らん絶好調っぷり!
アイアンもしっかり打てて朝から気分が良い。
「えらい飛ばすねぇ~」とか言われながら気がつけば全力で打ち込んでいた。
いやいやいや、この調子ならイケル!
午前10時20分。
下道をゆっくり登ってきたおいら達に対し、高速を飛ばして結果的に10分程度のラグで済んだタカベ氏とも合流し、カートの乗車口へ向かう。
空模様はというと……
ポツポツとまでは行かないまでも、粒子の細かい霧雨のような雨が舞っている。
風はどちらかと言えば“強風”。
一応視界は良好で、雨がザーザーと降っている状況じゃないおかげか進行はスムーズなようで、スタート時間の遅延も一切なさそうだった。
間違い無く降るだろうし、ラウンド中に着用するのも手間だってことでこの段階からレインスーツを着用。
動きは制限されないけど、違和感あるし、蒸れるし、邪魔だ……
そしてラウンドスタート。
今回は3:3の2組でのラウンド。
おいらは最初の組となる。
富士見高原のカートはGPS搭載で、前のカートとの距離からプレーの可否を画面に表示してくれる。
大体250ヤードほど離れればプレー可能になるっぽいけど、未だ距離感が全く掴めず、200ヤード以上離れてるのに100ヤード程度にしか読めないおいらにはものすごく有り難い機能ですな。
もっとも、200ヤードも飛ばせる事がそもそも無いんだけども……
コースは奇しくもバッグ手持ちでレッスンを受けたINコースからのスタート。
スタートの10番ホールは、確かティーショットをチョロって、隣のコースとの間に落ちて何度か打ち込んでと、10打/PAR5程度で回ったホール。
しかし風は強風のフォローで、さっきの練習の勢いで有ればイー感じで風に乗って飛距離が出る……! 予定。
結果はといえば、当たりはしてくれた。
そして前にも飛んでくれた。
しかし打球が低すぎる!
折角のフォローの風もほぼ影響無し。
練習の時の打球であれば200ヤードは軽く越えてたと思うけど、残念ながら飛距離は150ヤード程度。
まー、右へ左へと行くよりはなんぼもマシですかね。
結局10番ホールは6打でホールアウトのボギー。
ここだけ見れば調子は悪く無さそうだ。
しかしそんな調子の良さは11番ホールで木っ端微塵に砕かれた!
11番ホールはPAR4のミドルコース。
割とイイカンジに3打でグリーンへ。
入ればパーながら、距離は4mほどあってパー狙いはほぼ絶望。
まぁ、ボギーになれば良いかと打ってみれば自分自身は勿論、周りからも「弱い!」の声。
速度的には3m程度で止まりそうな勢い……
だったにも関わらず!
そのまま倍以上の距離を転がって反対側のカラーまで到達。
水を含んで普通に考えれば勢い落ちるだろうに、乾いた芝の上かの如く転がるボール。
これで距離感とか強さとかが完全に吹き飛ぶ。
結局このホール、あっちいってこっちいって落っこちて8打という惨敗ぶり。
ここのゴルフ場は、県内でもトップレベルのグリーンの早さとの事。
なるほど、確かに早い。
ちなみに今回もカメラを持ち込んでいたりする。
が、防水性能の全く謳われていないNEXなだけに、雨の降る中で様子を撮影するわけにもいかない。
小雨と、進行状況を見ながらほんの少しだけ撮影に成功。
11番であまりにあまりな結果を残した直後の12番。
大分気温も下がってきて芝も枯れ始めてはいるけど、手入れはしっかり行き届いている。
いままで行ったことのあるゴルフ場だと、ティーグラウンドが半分近く削られて赤茶けていたり、フェアウェイも地肌の見えてる場所が多かったりしたんだけど、ココはそういった場所が全くと言って良いほど無い。
天気は悪いのに何故か気持ち良いのはその辺の手入れも影響してるんですかねぇ。
続いて13番。
このホールもバッグ手持ちで回ったときに回れたホール。
前回は2回ティーショットを打って、それぞれ右、左と微妙なショットで残念な結果を残していた。
んで今回は?
といえば、相変わらず低い弾道を描いてまっすぐ飛んだ。
距離にして180ヤード前後。
練習で出たショットはいつになったら出るのか……
で、このホールはグリーンから50ヤードほど手前に木が植えてある。
そこからさらに30ヤードほど手前から第何打になるかわからんラフからのショットをする。
すると一緒にラウンドしているメンバーから「危ない!」の声が!
何事?!
とか思うもボールの姿がまるで見えない。
木に当たったらしいのは音で解ったがボールが解らん。
とりあえず前進しようとすると、「ボールはフェアウェイだぞ!」の声。
おー、とりあえずフェアウェイに出たのかと探すもさっぱりわからん。
ラウンドメンバーにボールの有りかを聞くと、指さしてる方向がティーグラウンド方面。
意味がわからん!
が、よーく見ればショットした場所からさらに20ヤードほど後ろにボールが!
かなり綺麗に木の芯にヒットしたようで、そのまままっすぐ頭上を通過して後退してしまったらしい。
ものすごい脱力感!
ある意味でのミラクルショットでしこたま笑われる。
そういえば会社のコンペで諏訪湖カントリークラブを回ったときも、コース上の木のど真ん中に当たって真下に落ちたっけ……
障害物を意識すればするほどそこに飛ぶのに、ピンをいくら意識してもピンに向かっていかないのは何故だ?!
ここまで順調に(前の組から離れず)進行してきたけど、次の14番で詰まった。
おいら達のカートの前に2台カートが止まっている。
どうやらさらにその先の組の進行を待っているらしい。
この場所には丁度茶屋もあるから、一休みって事なんだろう。
今上がって来たコースを見下ろしているとタカベ氏達の組がグリーンまで来た。
最後にラウンドしたときのスコアが170以上とかのたまっていたタカベ氏がパッティングをする。
位置は画面の右端のカラー部分。
するとピンまで1m以内くらいの飛んでもないアプローチを見せた!
そういえばここまで後ろの組も全く遅れて居ない……
本日の最下位は結局俺か!?
前の組が次のホールへと移動し、いよいよ再スタート。
ここのコースは、ホールの番号が上がれば上がるほど標高が上がる。
この辺りから視界が遮られる程では無いけど、やや激しい霧雨と、さらに強い風に見舞われた。
カメラもとても出せそうに無いレベル。
いやー、なかなか酷い状況ですな~
とか思うはずなのに、この辺りから何故かテンションがメラ上がる。
何故かは解らないけど面白くて仕方がない。
その割にそれぞれのホールの記憶が全く残っていないのがまた不思議な話。
兎に角ハイテンション状態で午前を駆け抜けクラブハウスへ帰還。
雨の状況はなんとか“屋根に落ちる雨音がうるさく感じる程”までは行ってない。
このままもってくれれば良いところ。
ちなみに午前のスコアは68。
このままいけば最近目標にしている120台はきつそうだ。
注目のタカベ氏はといえば78をマーク。
これなら圧倒的と言えるだろうか?
とりあえず勝ってる!
そして午後のスタート。
昼食時間から降り始め、窓越しで解る程の横殴りの強烈な雨はもちろんやんでいるはずもなく。
豪雨の中でのスタートとなる。
一応中込プロのレッスンも受けながらのラウンドではあるけど、なにしろグリーン上はほぼ無風なのに、上空では木が折れそうな程の風が吹いている。
一応アドバイスは受ける物の、細かい打ち分けが出来るはずもなく風に戻されながら回る事に。
そんな中でもプロの打球は風を切ってぐんぐん前に飛んでいくからスゴイ。
残り2ホールくらいになると、雨を痛いと感じるほどの状況に。
午前と違って午後は“兎に角前へ”の精神で、どうやって回ったのか殆ど記憶に残ってないのが残念。
おいら達の組が上がった頃から雨はさらに激しくなった。
後ろの組が戻って来たのはそれから20分くらい経過してから。
通常なら遅すぎて文句言われる所なんだけど、最終組の1組前だったことと、最終組はさらに1ホール以上遅れてた事もあっておとがめ無しだった模様。
後半は記憶が殆ど無いけど、富士見高原ゴルフコースは山の上にありながら全体的にフラットな構成。
今まで行ったことのあるコースの全てが割と強烈な高低差のある場所だっただけに、その印象からするとぬるく感じた。
でもグリーンは早く、かなり慎重に打たないとあっさりオーバーしてしまって右往左往……
コース全体は手入れが行き届いていて気持ちが良い。
寒い時期ではあるけどまたやってみたいコースですな。
ただ綺麗な分お高いから今年行けるかどうか……
ゴルフが終わった後はいつもの通り居酒屋つくしで反省会。
ここで衝撃の事実を知る。
今回のラウンドは、INコース、OUTコース合わせて137と、残念ながら120台には届かず。
そして午前中78を記録したタカベ氏は……
まさかの136!
1打負けた!
練習場で全ての力を使い果たし、コース上では1回も会心の当たりの出なかったティーショット、さらには11番ホールであまりの早さのグリーンに完全にびびり、それ以降まったく打ち切れず、平均3パット掛けてしまったのが敗因に違い無い。
それにしても同級生で回るゴルフはおもろいな。
来年あたりはコンペと言えるような規模に出来ればいいんだけども。
まずは練習からスタートせねば!
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