2010年、初ラウンド 3/4

なんか書ききったらとてつもなく長くなったから4つに分け。
この記事はその3

続き!

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次は前半の最終ホールとなる9番だ。
9番は8番のグリーンからかなり高い位置にあり、8番と9番を繋ぐケーブルカーが設置されていた。

ここがシャッターチャンスか!

レールはもちろん、車体も完璧な錆び色で、被写体として良い色をしていた。
この設備、ゲーム・BIOHAZARD1の世界に登場しても違和感無いぞ!
洋館の中を走り回ってバッテリー探して稼働させるとかありそうだ。
と、外見にときめくも、乗る前に撮影する余裕は無い。
カメラを抱えて車体に乗り込んで“レンズの試運転”を楽しむ。

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このケーブルカー、座席が下向きに並んでいる為、乗っている間の恐怖感が半端無い。
その分見晴らしは最高なんだけど(^^;
かなり高い位置にあるおかげか、4番ホールまで見渡せる。
ザキ氏曰く、「ショートコースだからと軽く見ていたけど、起伏があってバリエーションも多いからここは楽しい」と。
楽しいのは良いけど、初心者なMT氏おいらにとっては大叩きのバーゲンセール状態である。
でもこういうコースでパーを連発出来ればフルコースでのアプローチにも自信が付きそうな気がしますな~。

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ケーブルカーは1分少々で9番ホールに到着する。
出発時には撮影出来なかったケーブルカーの全形を収めることが出来た。
稼働ボタンやら、骨組みの弱々しさとか、夜に見れば間違い無くBIOHAZARDの世界だよこれ!

ケーブルカーを見送っていざ9番ホールのティーグラウンドへ!
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これ壁だよ壁!

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おいら達を迎えたのはさらなる上りだった。

●9番ホール
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壁のような上りに見えるこのホール。
それでも今までのホールに比べれば幅が格段に広い。
右側は崖となっているけど、よほどのミスショットをしなければ問題にはならないだろう。
距離も75ヤードとおいらでも十分ワンオンが狙えそうだ。
8番で二人がそろってOBで大叩きになったため、このホールはおいらからのスタートとなった。
まー、トップしてもこれだけ広ければリカバリーが可能なはずだ!
で……、なんでこの広さで(1)へ飛ぶかな!?
まさかのOBだった……
 [ボール1個 ロスト]
特設からのショットは(2)の斜面にめり込む。
加えてこのホールのグリーンは2段になっていて、(2)の場所からは完全に打ち下ろしとなる。
はい、もちろんグリーンオーバー!
行ったり来たりを繰り返し、折角後ろの組をケーブルカーで離したはずが、結局追いつかれる始末……
なんとかカップインした時にはまさかの+5
本日一番の大叩きとなってしまった……

▼INコース
どたばたやりつつ、規定の1時間20分にはちょっと間に合わなかったけれど、なんとかハーフクリア。
水分補給・トイレと、おいらは新たなスコアカードを手にそのまま再出発。
INコースへと向かった。
後ろの組の人が休憩することを見越して少しでも離れる為でもある。

●10番ホール
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本音を言うと、すこし呼吸を整えるためにもちょっと休憩したかった。
が、まぁ、仕方がない。
で、このコースを見てまた軽く絶望する。
グリーンまでがほっそいほっそい。
一撃でグリーンまで持って行かないと即OBだ。
そしてこの10番ホールで衝撃の事実を知る!
ここ喬木CCは、ローカルルールでもってOBの場合は前進4打となるとか。
これはなかなか厳しい!
1回でもOBをしたらたとえチップインを決めてもボギーって事か……
前半は気付かず前進3打でやってしまったが、ここからは喬木ルールに則る事にした。
そして第1打。
思いっきりトップして転がす。
あわやOBか!
と思ったけどモノレールのレール下の(1)で止まってくれた。
2打目を綺麗に飛ばすも、やはりグリーン上で手間取って結局+2のダブルボギーでホールアウト。
パッティングが難しい!

次の11番ホールへ向かう途中、まさかの事態を目撃する!
後ろの組もそのまま後半戦へと突入してきたのだ!
サヨナラ俺のリラックスタイム……
ここからは再び緊張感を伴ってのプレーになった。

●11番ホール
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このホールはなかなか強烈な打ち下ろしの設計だった。
距離は87ヤードと、おいらでも届く距離ではあるけど、高低差がかなりあって距離感が全く掴めない。
そして先行するMT氏がここでスーパーショットを見せた!
打ったボールはまっすぐグリーンを目ざし、カップからおよそ1mというとんでも無いショットをやってのけた。
MT氏のボールは(2)の辺りで、ザキ氏はグリーンを大きく越えた。
そしておいらはというと……
放物線こそ綺麗に描いたが、芯を捉えきれずに大きく右に曲がって(1)の辺りの12番ホールの方へ落ちていった。(T^T)
 [ボール1個 ロスト]
おいらを差し置いて、MT氏すわ初バーディーかと思われた1mのパット。
そう簡単にはいかないようで残念ながらパーで終わる。
「いや~、惜しかったね~」とか言いながら自分のスコアに+3を記録してホールアウト。
くっ

●12番ホール
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降り立った瞬間、11番ホールでOBになったおいらのボールが出迎えてくれた(・∀・)
 [ボール1個 獲得]
ここも右側が山になっているけど、綺麗に放物線を描けば多少左右にぶれてもなんとかなるコースだった。
ティーショットを打った後ボールを見失うも、奥の方の(1)の辺りのグリーンに乗っていてくれた。
よっしゃ、ある意味バーディートライだ!
もちろん決まるはずもなく、ここではボギー、+1としてホールアウト。

結果は兎も角、ちょっとずつショットが安定してきた感じがし始める。

●13番ホール
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このホールは3番ホールを逆にした様なコースだった。
両サイドがOBの狭いコースとはいえ、谷になってるからボールの行方を追うには困らない。
距離は86ヤード、サンドでは足りないし、ピッチングだとクリーンヒットした後が恐い。
あれを使ってみよう……、と、P/Sを取り出し、丁寧に打とうを心がけた結果ちょっとパワーセーブ気味のショットに!
結果当たりは良かったのに思いっきりショートする……
その後(1)の辺りから2ndを打つも、恒例の右往左往によりこのホールなんと+3を記録する!
まるでOBでもしたかのようなスコアに涙する! (T^T)

●14番ホール
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そこには壁があった!
9番ホールも結構な急坂だったけど、このホールはそのレベルでは済まなかった……
ティーグラウンドからは旗の先っちょしか見えていない!
そしてこのホールでMT氏ミラクルショットを見せる!
本日事実上の初ラウンドとなるMT氏の打ったボールは、そのさきっちょしか見えていない旗のポールにヒットした!
たしか今年の1月から始めたはずで、1番ホールの辺りではまさにゴルフを始めたばかりを伺わせるプレイで、おいらと同じかちょっとうまいか?くらいの実力に見えたけど、INコースに入ってからはその精度の高さにただただ驚愕する。
負けてらんねぇ! と、おいらの番となるも……
打った瞬間に嫌な方角へ飛ぶ……
様子は解らないけど(1)のあたりへ飛んでいった。
 [ボール1個 ロス……
こぶに当たって軌道修正されたおいらの球は(2)のカラーにとどまっていた!
バーディーチャンスだ!
そしてMT氏の球は(3)のあたりで1オンを確認。
グリーンの先は崖になっているから、MT氏のボールはポールに当たっていなければOBになっていたかもしれない。
いろいろひっくるめてまさに奇跡。
因みにスコアはというと、当然のようにバーディーチャンスはお互い生かせずおいらは+1に。
MT氏の初バーディーもお預けとなってホールアウト。

続く!

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