かってもた。
太陽を撮ってみて思った。
フレーミングがくせ者だ。
なんか微調整出来る雲台って無いもんだろか?
上下はギア式のエレベーターで調整するとして、左右はどうすれば?
カメラのアクセサリーはかなり充実してるし、なにかしら手段はあるはず。
あった。
が、べらぼうに高い。
いくら世紀の天体ショーとはいえちょっと手が出ない。
そんな時、去年あたりに購入を真剣に考えた三脚セットを思い出す。
今年も気がつけば5月。
歳も1つ重ねる事だし自分への誕生日として買ってしまおう!
そんなわけでご注文 → そして到着と。
今回購入したのはこの2点。
・ Velbon VS-443Q (AA)
・ Velbon Super Mag Slider (AA)
まずは5台目となる三脚。
一見するとギヤ式エレベーターが搭載された普通の三脚にしか見えない。
しかし、このエレベータ部分の稼働がかなり独特だったりする。
三脚との結合部分から折る事が出来る。
この機構はバンガードの三脚がよく採用してる気がするけど、Velbonではコレが初なのかね?
そしてもちろんその状態からエレベーターをギヤで上下させることも可能。
小物撮影をやってみると解るけど、対象に寄ろうと思うと結構三脚の足が物理的にも影的にも邪魔でイライラして見たり……
そんなイライラもこの三脚ならかなり解消される予感。
雲台も贅沢に QHD-53Q が乗っかっている。
単品で買えば1万円近い代物だ。
そして三脚部。
こちらは……
とくに欲しくもなんとも無かったり。
まぁ、流石に5台目だし、通常時使用の三脚としては他に Velbon ULTRA LUXi F (AA:ULTRA LUXi L) があるから脚部は足りている。
そもそも Velbon (に限らないと思うけど)の製品は、各部のパーツがそれぞれ単品で販売されてたりする。
今回の VS-443Q も、
肝のアングルユニット
・V4-unit (AA) 単価 14,070円
クイックシュータイプの自由雲台
・QHD-53Q (AA) 単価 14,070円
こんな感じでそれぞれ取り扱われてたりする。
因みに amazon価格でそれぞれを買うとおよそ18,000円。
VS-443Q として買うとほぼ20,000円。
2000円足すと脚とケースが付いてくる!
と、まぁ、元々欲しかったのはアングルユニットだけなんだけど、メインで使ってる雲台が採用しているクイックシューが使える自由雲台もいずれは欲しいと思っていたところ。
脚を使う可能性は少ないけど、VS-443Q として買うのが今回は正義だろう!
そんな流れで行くともう一つの Velbon Super Mag Slider もセット商品があったりする。
自由雲台セット小型三脚 ULTRA LUXi mini (AA) 、Super Mag Slider 、簡易レフ版の豪華3点セットで26,000円ほど。
去年あたり買う寸前まで行ったものの、ULTRA LUXi mini はすでに持っていたこともあっていまいち踏ん切れず。
そうこうしてる間に1年経過。
まぁ、持ってるとはいえカメラの台数も増えてるし、もう一台あったとしてもなんだかんだで使えるだろう。
さぁ、買うか!
とか思ったら、この3点セットが新しいバージョンになり、レフ版を省かれた新セットになっていた!
小物撮影にクリップ付きのレフ版はさりげなく重要な要素の1つだっただけに、セットで買う気は一気に消沈。
ここは大人しく Super Mag Slider 単品で買う事にした。
そんなわけで早速 VS-443Q に乗っけてみる。
マグスライダー自身はかなり軽い割に結構剛性がある。
が、ちょーっとエレベータが頼りないか……?
とはいえ、しっかりしたベースに乗っければスライダーの調整はかなり安定しそうだ。
さて、全てのパーツは揃った!
早速セットしてみる。
三脚は VS-443Q をさっくりリストラして、手持ちでもっとも頑丈な Geo Carmagne E645L (AA) に換装。
そしてアングルユニット、マグスライダーの多重構成。
ぶっちゃけ操作性と引き替えに安定性はかなり犠牲になっている。
こうなると重量バランス的にも EOS はありえない。
NEX-7 を買っていればさらに1段上の解像度で挑めたのにその辺はちょっと残念。
さて、本番は晴れるか?!
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