GW電撃ドライブ?! 一日目(三重編) 2・移動編

●午前9時30分
結局yamagw師は9時20分頃到着。
本当に山を越えてきたようだ……
すぐさまエスティマに荷物を移し替え9時36分、seena宅前出発。

●午前9時50分
長野まで娘を迎えに行っていて、実は一番9時発が危ういと思われていたザキ邸着。
しかし実際には9時前に余裕の到着をしていて1時間近く待っていた事に!

さっくり荷物を移動してザキ邸発!

さぁ! 三重へ!

●午前10時
岡谷インターより高速へ!
予定してた時間より1時間ほど遅れるが、順調であれば13時には伊勢市に到着する。
まだ想定内だ!

BGMはTOYOTAの車の中“NISSAN SHIFT” “NISSAN SHIFT second”のランダム再生。
どこかで聞いたことあるような曲が多く、ドライブにはもってこいの2枚。

高速にのって5分くらいでの一枚。

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思わず2枚並べてしまった。

今回設置しているドライブレコーダーフルタイム録画が出来るタイプの物だ。
購入と同時に16Gのメモリカードを買って、今回の全旅程を録画してみた。
おかげでカメラで撮ったまさにその瞬間の絵も見ることが出来る。
びみょーにずれてるけどこれはなかなか楽しい!
そのうち記事にするとしよう。

で、行きのドライバーはザキ氏。
車に乗るなら運転しないと死んでしまう病にかかっているyamagw師を差し置いての起用である。
(因みに車提供のおいらは助手席に陣取る。)
理由は簡単。
少しでも渋滞を回避すべく、これでもか! と持ち込んでいる情報機器類を駆使してヒューマン渋滞回避装置となって貰う為である。
数日前からの下調べで、
 中央自動車道
 →土岐JCT直進
 →中央自動車道
 →小牧JCT、関西方面
 →名神高速
 →一宮IC、南下
 →名古屋高速6号清洲線
 →清洲JCT
 →東名阪自動車道
 →名古屋西JCT、関西方面
 →四日市JCT、三重方面
なるルートを示された。
で、渋滞予測を見ると、土岐、一宮、四日市あたりのジャンクションが赤い。
そのまま突っ込んだら大幅に予定が狂いそうだ……
ということで、土岐JCTからいきなり東海環状に乗り、伊勢湾岸に接続する等いくつかの渋滞回避ルートをチェック。
あとはその時の状況次第で臨機応変にと。

そんなわけで、土岐JCT50kmほど手前で渋滞情報をチェックしてもらう。
このポイントは渋滞名所の恵那山トンネルの入り口になる。

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こちら側の下り線はそこそこ混んできていて、走行車線、追い越し車線ともに詰まり気味になっている。
対する上り線は割とスカスカな感じだろうか?

駄菓子菓子!

恵那山トンネルを抜けた所から事態は一変

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車が殆ど止まってる!
トンネルの中で事故でもあったのだろうか?

どこまで続いてるか不明だけど、これが明日も発生したら17時帰宅は絶望的だ。
明日の計画をちょっと前倒し気味にたてないとヤバイ。

で、上りの大渋滞を横目に、恵那峡SAで一休み。
yamagw師たっての希望で、ここの五平餅を食すというわけだ。
-この時5人は、このSAに停まった事を後悔するとはこの時誰も想像していなかった。-
とかいうナレーションが流れる事態には陥らなかった。
因みに今日はyamagw師の到着が予想より遅れるアクシデントにより、時間を持てあましたおいらが軽く卵かけご飯(略してTKG)を食した以外、他4名は朝食を食べていない。

-この時5人は、この五平餅が夕食までの最後の食事になるとはこの時誰も想像していなかった。-

ゆったり休憩を取って恵那峡SAを出発。
最初の分かれ道。
土岐JCTが近づいてきた。
yamagw師ナビによればここはナビ通り直進で問題は無い模様。

そして土岐JCT手前の様子。

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休憩してる間に渋滞が伸びたのだろうか?
上り線の恵那山トンネル入り口からここまで約45km。
途中微妙に途切れて見える場所はあったものの、ほぼ渋滞が続いていた。
これ、抜けるのに一体どれだけ時間が掛かるのだろうか。
明日のリミットは17時厳守。
事故に巻き込まれた場合の対策を考える必要が出てきたようだ。

土岐JCTを越えると分岐のラッシュだ。
今回はPSPMaplusポータブルナビ3 (AA)の他、yamagw師の持ち込んだPDAタイプの小型ナビ、さらにエスティマに備わっている数年前のナビの合計3台が稼働している。
目的地はPDAタイプのみ伊勢神宮で、他2台は鳥羽水族館をセットしている。
そして次の分岐ポイント、小牧JCTが迫る。
分岐1kmほど手前、3つのナビ全てが「右方向名神小牧方面」を指示。
しかしヒューマン渋滞回避装置のナビは「左方向東名名古屋方面に抜けるんだ!」の指示。
ザキ氏とともに、行くぞ? 行っちゃうぞ?
とか言いながら指示に従って左方向へ。

分岐して数秒後。
ルートを外れた事を感知したナビがそれぞれ「それ逆送!(意訳)」 「次のインターで降りろ!(意訳)」等喚く。
しかし完全無視でひたすら直進。
やたらとルートが違う&リルートを繰り返すナビが道を見つけるより先に名古屋JCTから東名阪へ。
続けざまに上社JCTを名古屋高速、都心環状へ。
怒濤の分岐でナビが全くついてこない。

そして急に車の数が減り、新しい雰囲気の道路に入った!

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この雰囲気……
あれを聞くしかないだろ!
懐かしのゲーム。
DAYTONA USA(SEGA)“Sky High”だ!
霧ヶ峰のスカイラインや、海沿い道で是非聞きたいと突っ込んでおいた1曲。
車の数も少なく、まったり走りながらのこの曲は最高だ!

おいらだけかもしれんがね!?

ヒューマン渋滞回避装置に従い、3ナビもリルートラッシュの中進んできたこの道。
信じられない瞬間が訪れた。

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都会のど真ん中の高速で完全貸し切り状態となる。
前も後ろも車が居ない!
渋滞なんてあるのか?!

渋滞の無いまま名古屋西JCTを四日市方面に向かう。
ここまで順調に渋滞を回避してきたヒューマン渋滞回避装置もこの先は回避のしようがなかった。
東名阪と伊勢湾岸道の合流ポイントである四日市JCT。
事前の情報と現在の情報で渋滞はおよそ6km。
それほど大きな渋滞ではないけど用心にこしたことない。

というわけで渋滞突入最後の休憩ということで大山田PAに停車。
降りてトイレに向かう途中、大人3人の目を釘付けにする看板が!
“松阪牛 牛丼 950円”
松坂……牛だと?!
しかも950円?!
さすが本場、牛丼に松阪牛を使うとは!

時刻は丁度昼時。
途中五平餅を食べたとはいえ、ほぼ飯を食べていない状態。
この後も伊勢神宮、伊勢水族館周辺で飯を食う余裕はあるのだろうか?
その後に松阪牛が控えてもいる。

でも腹減ったし食うか!
なぁ子供達!

「五平餅食べたからお腹いっぱい」

なん……だと……

食料は心底どうでもいい状態の子供達を待たせるのも難だ。
PAですらこんな食べ物があるくらいだ、他にいくらでも(松阪牛料理)あるだろう。

後ろ髪引かれまくりで大山田PAを出発。

そして運命に逆らう事無く四日市JCTの渋滞にはまる。

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しかし完全に止まってるわけではなくてそこそこ動いてはいる。
まぁ、6kmくらいならおとなしく我慢するとしよう。

●午後2時
松坂ICを通過。
ここがあの松坂か!
きっとその辺に牛いるんじゃね?

とか騒ぎながら周囲を見回す……いない。
高速の周辺だとやはり騒音でストレスが溜まるとかなんだろうか?

牛はおいといて、ここらでこの日の目的地を決めなければならなかった。
時間的にはほぼ予定通りながら、予定通りゆえに1時間ほど綺麗に遅れている。
3時頃に伊勢神宮の臨時駐車場に入ったとして、そこから往復1時間で再び車に乗れるだろうか?
乗ったとして4時に出発したら水族館に居れる時間が極端に減ってしまう。

どうする……?

まぁ、迷うまでもない、水族館を目的地としよう。
そういうことにした。

最終目的地は水族館。
ヒューマン渋滞回避装置にどのルートが最善かを聞く。
とりあえずおいらの事前チェックで“伊勢西”“伊勢”では降りられない事が判明している。
この2ICはかなり混むようだ。
「となると伊勢志摩スカイラインを通るのが見晴らし的(カメラマン的)にも時間的にも早いかもしれない」
さすがヒューマン渋滞回避装置だ。

しかし時既に遅し。

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まさしく次のICがその“伊勢西”だった!
伊勢西を回避出来るICはすでに通過していた!

本日最大の失敗だ。
こうなるとスカイラインとか言ってる場合ではなく、このまま乗り続けて鳥羽まで行くしか無い。

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