滑り込みセーフ!

一昨日注文した三脚が届いた!

110415b01

おいら的におなじみな VelbonULTREK 45L (AA) だ!
と、今なにかと話題なキューベーさん……もとい QB-3 (AA)
今回の ULTREK 45L用ではなく、以前購入した QHD-41Q (AA) 用のクイックシュー。

しかし……
気がつけば Velbon の三脚はこれで4台目かぁ~ ( ´-`) 遠い目
今までの3台はそれぞれ……

外・暗め・望遠 Geo Carmagne E645L (AA)
内外・短め ULTRA LUXi F (AA:ULTRA LUXi L)
内・小物 ULTRA LUXi mini (AA)

てな感じで対象物によって使い分けていて、どれも「使い所無くて失敗した!」てな事はない。

と、言う訳でこの ULTREK 45L にも、実際に手に取って試した訳じゃないけど最初から間違いが無い事は確信していた。

が。


購入まではかなり悩んだ。
数ヶ月悩んだと言っても過言ではない。

悩んだ理由は ULTREK にかなりクリティカルな対抗機種があった事。
今までの3台にも勿論対抗機種はあったんだけど、今回は“特異なギミックを持った持ち運べる三脚”という特徴で見事に被っていた。

そしてその対抗馬だったのはコレ。

Vanguard バンガード コンパクト三脚 Nivelo 204 SL シルバー Nivelo 204SL
バンガード 価格:6,630円

powered by amalink

ULTREK雲台が三脚の股の間に収まって収納されていたけど、こちらもギミックは違えど方向性は全く一緒で、エレベーターを根本で回転させて股の間に納めてコンパクトにしている。
同じようなコンセプトならば考えるまでも無く ULTREK を選びそうなものだけど、耐荷重が必要十分で、携帯に有利な重量はより軽く売価が1/3以下ともなれば話は別だ。

そんな訳でじっくりと見比べてみる

ULTREK 45L VS Nivelo 204

重量  1.24kg < 0.6kg
耐荷重 
 2kg = 2kg
縮長
  295mm > 300mm
全高
  1560mm > 1000mm
開脚角 
 3段 > 1段
雲台脱着 
  > 不可
雲台
  クイックシュー > 直結
市価
  21,000円 < 7,000円

単純な機能比較で見れば ULTREK が圧倒的だ。
しかし重量が1/2価格1/3のアドバンテージは機能をも上回る。
そらもう悩みに悩みまくる……!
旅行で三脚を使う場面を考えるとしたら自分も含めた記念撮影だろうか。
夜景やらなにやらがっつり撮る場合は Geo Carmagne E645L あたりを持っていくのは間違いないけど今回は機材も限られる。
重量が軽いにこしたことは無い……
(ー’`ー;) うーんうーんうーんうーん……

そして決断する。
ULTREK 45L に!

決定の要因はいくつかあるけど最後の決め手はギミックだった。
ULTREK 脚を180度開脚させる事によってエレベータと脚を同じ向きに揃える。
Nivelo 204 エレベータ部を180度回転させることによって脚と同じ向きに揃えていた。
と、言う事は、エレベータ部を回しきらずに使えば物撮りで威力を発揮するんじゃね?!
そう思って調べると、バンガードの別製品にはそういう物も確かにある。
しかし Nivelo 204 はエレベータ支持部そのものが回るんじゃなくて、支持部の中で回す機構の為、完全に回しきらないと固定出来ないようだった。

使い方が一通りしかない……

気持ちが少しがっくりした瞬間、ULTREK 45L がカートに入っていた!
と。

そんなこんなで入手に至った ULTREK 45L
早速剥く!

110415b02

ケースに入れられた状態で出てきた。
ULTRA LUXi mini の場合は殆どケースを使う事は無い。
収納時の大きさがかなり小型になる ULTREK 45L の場合、やはり少しでも空間を広げようって考えるとケースを使う可能性は極めて低そうである。

次におきまりっぽい構図ながらペットボトルとバトルしてみる。

110415b03

500mlペットボトルを一回り大きくしたようなサイズだ。
が、本体のサイズに比べると大型の雲台がアンバランスにみえなくもない。

と、最終的に ULTREK 45L を選んだメリットがココで生きる。
Nivelo 204 雲台が交換出来ない事が結構大きなデメリットに感じていた。
まぁ、雲台に雲台を付けるという技もあるけどそれだと携帯性のメリットが消されてしまう……
というわけで QHD-41Q (AA) にチェンジ。

110415b04

剛性の面ではかなり落ちるけど NEX を使うには全く不自由しない。
EOS でも望遠レンズを使わない限り耐久力はなんとかなる。
荷物が制限される明日の旅行なんかはこっちの構成の方が断然有利ですな。

標準構成に戻してとりあえず立てる。

110415b05

エレベータ部分の筒が固定されているから脚の角度によっては最低高が結構高い。
それでもエレベータが僅かでも使えたりと、機能的には大満足。

悩みに悩んだだけあって不満は今のところ無し。
しかし重さに負けて Nivelo 204 を買い足す日も遠く……ない?!

コメント