GW電撃ドライブ?! 二日目(愛知編) 3・明治村後編&帰還

エンジン全開で東京駅前の坂を子供’sが駆け下りていく。
ちょうどSLが黒煙を吐き出しながら出発するタイミングではあるけど、追いかけないわけにも行かない!

柵の上からちょろっと撮って追いかける。

(ちょろっと過ぎて微妙だから心に封印……)

東京駅から広場まで降りてくると、左手側にゴツゴツした建物が見えてきた。
なんかわからんがエライ立派ですなぁ~
建物を横目に子供達が最初の問題を解きはじめる。
暫く時間を掛けて行き先を定め、目的地に向かって出発。
そして進行上その謎の建物の正面へ回った。

あれ? これもしかして……

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“帝国ホテル”そんな単語が脳裏に浮かぶ。
マップを見ると間違いなく“帝国ホテル”だ。
前回来た20数年前にもあったんだろうけど、子供の頃のおいらとしては全く興味が無かったんだと思う
でも大人になった今見ると、教科書やらTVやらで見た“あの建物”がそこにあるわけだ。
これはもうテンションが上がらない訳がない。
レプリカなんだろうけど中身も良い雰囲気なんだろうなぁ~
(後に調べてみると移築したことが判明、歴史的な建物やないかっ!)
なんて思う間も無く子供達ダッシュで遠ざかる!

えぇっ!?

いくつか……、というか片っ端から建築物が気になるも、全部素通りして一気に南下。
一つ目の謎を解いて次の謎へと向かう。
途中大きな教会が…… スルー。

えぇっ!?

しかしここで運良く道を失い推理タイム。

この機会、逃すものか!

「ちょっとだけみてくる!」と言い残して教会内へ。

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空気が違う。
博物館の中の一施設のはずなのに、中を見学してる人達も雰囲気に飲まれたのか会話が自然とひそひそ声になっている。

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壁面のステンドグラスもまたスゴイ。
ステンドグラスを透過した陽の光が壁面や机の上に模様を映し出している。
部屋のなかでステンドグラスは大袈裟だけど、3次元空間の中で試して見たいすな。

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電気スタンド?
ではないか……。
一生懸命撮影しようと粘ってる人が居てなかなかチャレンジ出来ず。
ちょっと遠のいた瞬間にパチリ。
スタッフの人だったんだろうか?
しかしこういうのはアレですな。
こういう所で見てナンボですな!

時間にして5分も居なかっただろうけど、すでに子供達は痺れを切らしていらっしゃる模様。
座って雰囲気をまったり楽しみたいけどグッとこらえる。
教会の広場を離れてすぐ、串カツがうまそうに揚がってる現場に出くわす。
その隣にはラムネが!
馬力はあっても燃料切れならば仕方が無い。
子供はラムネ、大人は串カツで一息入れる。

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エネルギー補給の待ち時間にパチリ。
見切れてるけど日の丸が良い雰囲気に一役買ってる気がする。
現代では学校が率先して日の丸を排除する流れになってるおかげか、祝日でも日の丸を掲げる家が絶滅危惧種的に少ないけど、やっぱ日本人としては日の丸に誇りを持たないとね!

エネルギー補給が終わると再びダッシュ!
まじで?!
体力が持たないので焦らずのんびり追いかける。
もちろん大人3人が……
次の目的地がまさかの再び名古屋駅!
ずっと登りすよ登り。
走ってったら倒れますて!

名古屋駅まで着いて目的を達成すると、さっきはうなだれて背負われて登ってきた階段を、今度は元気よく下っていく。
下っていく……
くだって……
と、止まらねぇ…… (--;
完全ノンストップだ。

再びゆっくり後を着いていくと、先を行く子供達が階段を下りた所で建物に入っていくのを確認出来た。
よし、見学タイムだ!
今まさに通り過ぎようとしてる建物に一人突入!
そこには……

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手術台が!
ホラーゲームで見たような光景が目の前に。
まさかレプリカってことは無いだろうから、ここで手術が行われたりしたんだろうなぁと思うと妙に生々しい。

一通り見てから一行を追いかける。
はまり込んでるのは“ブラジル移民住宅”
何故か入ったっきり出てこない。
中からは笑い声が漏れてくるが……、なにしとん?

兎に角チャンスだ!
最初に乗ったバスから降りた時からずっと気になっていた静態保存されているSLを見に行く。

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やはりSLはいいなぁ……
複雑に入り組んだパイプの造形美がまたたまらん。
最近はいたずらする輩が増えたおかげか、あちらこちらに静態保存されているSLも、運転室に入れる場所は極々僅か。
屋根の無い場所に展示されてるせいかかなり痛んでいるけど、それがまた良い味ですな。

ブラジル移民住宅に戻ると子供達もようやく出てきた所だった。
時刻は12時30分。
タイムリミットまであと1時間。
残り1時間で謎解きするのは無理じゃなかろうか。
タイムリミットが近いぞーなんて話をすると……
再びダッシュ!
今日に関してはすでに諦めの境地に達してるだけに風景を楽しみつつひたすら着いていく。

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京都市電が運良く通るタイミングだったから、一行と距離をあけつつなんとか収めた。
余裕があれば絶対に乗っている所だけど、普段からこうなのか、GWだからなのか、見た感じ乗車率200%なのでおとなしく諦める。

建物どころか街(2丁目)を丸々すっ飛ばしながら最後の目的地らしき場所へ辿り着いた。
明治村内には建物や乗り物など展示物が67個有るとのこと。
その内、展示内容からして“堪能出来た”と言えるものは13個
実に1割!
逆に言えば次回来たときの楽しみが9割!?
というか、この規模を4時間弱で回るのが無茶なんだな。
開村と同時に入って、閉村時間まで丸々滞在するくらいのスケジュール組まないと全然たらん。
しかも二日は欲しいね。

肝心の謎はといえば、無事に解いてキーワードが揃ったらしい。
ということで入り口脇の“明治探険隊”受付に向かいながらキーワードを並び替えつつ答えを探っていく。
yamagw師の息子は「うんこ、うんこ」連呼しながら答えを探る……、トイレ行きたいんじゃないよな……?
時間も無い事から父ちゃん’sも解答探しに加わっていた。
はずなんだが……
入り口に辿り着いてもまだ答えが出ていない!
そんな難しい問題だったのか!
残り時間もいよいよ危険水域に達し、微力ながら解答探しを手伝う事に。

解答枠 [く] [ ] [ ] [ぎ] [ ] [ ] [う]
キーワード ん:い:ろ:こ

なるほど、「う」「ん」「こ」の文字列で「うんこ、うんこ」連呼してたのか!
残念だが読み方が逆だぜ息子!
しかしその読み方がなんとなくヒントになった。
あれ? 後半のコレ「ぎんこう」じゃね?
となると残るは「くろい」。
答えは“くろいぎんこう”か?
黒い銀行?
なんかしっくりと来ない答えだな……
黒井銀行とかそういう名称だと言われたらすんなり納得出来そうなんだけど、“く ろ い”だと若干抽象的な感じが……
「これ、まさかと思うけど“黒い銀行”じゃないよな?」
「「それだ!」」
マジらしい。
そしておいらは見逃さなかった……
“明治探険隊”のペーパーに、「導き出された解答の建物の謎を解け」的な記述を!
壁面なのか屋根なのか汚職してるのか?!わからんが、今から探す時間は残念ながら無い。
しかし全ての謎とキーワードが解けたと思い込んだ子供達は満足してる模様!
入り口横の土産物売り場に後ろ髪引かれつつ明治村を後に。

●午後1時30分
気が付くと駆け足……、いや、猛ダッシュで巡ってきた明治村から下諏訪に向けて出発。
予想所要時間は2時間30分。
ものすごく順調に行けば4時には到着する計算だ。
願わくばトラブルに巻き込まれませんように!

帰り道は“小牧東IC”から高速に入る。
この小牧東ICがやたらと近い!
(ー’`ー;) うーむ
やはりあのまま東名入った方が早かったかもしれんのー?

高速上の流れは拍子抜けするほどスムーズ。
これなら午後5時諏訪着は余裕ですな。
流れがスムーズで心配するわけでもないけど、念のため交通情報を聞いてみた。
すると……
「-土岐JCTの先事故渋滞-」
マジで?!
土岐JCTの先と判断に困る場所なのがまた……
合流から離れているなら兎も角、合流してすぐの場所だと激しく混みそうだ。

しかし、その土岐JCTは何事も無かったかのように通過。
その先も暫くスムーズに流れている。
スムーズのまま瑞浪ICも過ぎる……
ここまで来て渋滞してなければもう解消してるんじゃね?

とか言ってる矢先!

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やべーよ……、恵那山トンネルの前だし迂回路考えないとマズイかもしれない。
さーてどうしたものか。

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って、あれ?!
あっさり渋滞を抜けた!?

いやいやいや、事故渋滞はこの先だろ!
多分……
しかしVICSの情報によればすでに渋滞区間は過ぎている。

いや~
行きも帰りもGWだからというほどの渋滞には嵌らず!
携帯情報端末バンザイ!

最大の渋滞ポイントを抜けたことで安心してSAに入る。
入るSAはやっぱり恵那峡。
ここで昨日欲しかった“赤福”を探す……も手に入らず。
いろいろ残念だ!

その後は渋滞も無くスムーズに長野県に入り、昼食の為だけに駒ヶ根で途中下車しつつ下諏訪まで向かう。

●午後5時07分

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5月8日から始まる“諏訪大社下社御柱祭・里曳き”を盛り上げるべく、煌めく飾り付けに覆われた下諏訪に到着。
予定時刻を7分オーバーしたけどこの程度なら許容範囲内である。

二日間、9時から翌17時までの走行距離は……

Σ( ̄□ ̄; ハッ!?

ドライブレコーダーやらナビやらいろいろ搭載した割には肝心なのセットし忘れてるなしかし!

それにしても、仲間内でどっか行くっつーのもやっぱ良いもんですな。

次回! 出雲詣り編…… はいつの日だろう?

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