■ その後のNEX-5試写1 いろんなレンズ編 ■
■ その後のNEX-5試写2 打ち上げ花火編 ■
■ その後のNEX-5試写3 星空撮影編 ■
会社が終わって1時間ほど掛けて“取りあえず撮ったよ記事”をアップ。
で、帰り間際に数ヶ月放置していた他社からの製品を「返さないといけないから写真撮っといて」とか今更かよ!なんて文句を“胸の奥”で唱えつつ撮影。
この時も早速 NEX-5 を使う。
いろいろな比較用に EOS も持って行ってはあったんだけど、貴金属みたいな光が乱反射する品物には NEX-5 の方が有利じゃね?ってな判断。
しかしこれが大正解。
というかライブビュー楽だ!
HDR も良い感じで働いて、露出で苦労する小物撮影も楽にこなせた。
EOS もさっさとライブビュー&HDR搭載モデルを買い足さないとなぁ。
最新が EOS 5D ってのもそろそろ辛いなり。
一つ前の記事からさりげなく装着されてるレンズ保護フィルター。
NEX-5D から1日遅れで昼休みちょっと前に到着。
フィルターは装着していても何かの拍子にレンズを触ってしまうと結構焦る。
それだけにフィルターを装着せずに直接レンズを触ってしまうなんて考えたらもう……
しかしこれで少々ラフに扱かっても、人に貸しても恐くない!
・KENKO 49S Zeta プロテクター
・KENKO ステップアップリング φ49-φ77
奮発したどー!
というか実はちょっと勘違いしてた。 (・∀・;
普段は同じく KENKO の PRO1 D プロテクターを使ってる。
KENKO にはさらに MCプロテクターがある。
価格で見ればφ49 タイプで、
Zeta 5,500円
PRO1 D 3,000円
ノーマル 2,000円
と、Zetaは突出して高い!
因みにノーマルモデルとPRO1 Dの違いは確か薄さだったかと。
初めて買ったレンズが EF17-40mm F4L USM といった広角タイプで、ケラレを警戒して薄い方を選んだ。
まー、初めてのレンズどころか、初めての個人所有カメラでもあって、なるべく“良い物が欲しい”ってのも大きい。 (・∀・)
で、何を勘違いしたかと言えば、Zeta は PRO1 D よりさらに薄い! という勘違いだ!
上のリンクから Zeta の製品ページに飛ぶと、途中に薄枠設計の説明がある。
これはどうやら Zeta C-PLフィルターのみの説明くさい!
しかしプロテクターも薄いんだと一人で勘違いして、「NEX-5 はフランジバック短いし、広角レンズは他のカメラよりケラレ易そう」という個人的予想でもってこの Zeta に特攻!
だがしかし!
見比べてみるとどうも PRO1 D の厚みに近い。
これなら PRO1 D でも良かったかもなー。
ぶっちゃけ違いも良くわからんし (^^;
(φ49 の PRO1 D プロテクターを持ってないからもしかすると同じ径同士なら薄いかも?)
(普通にレンズの保護とかの利用なら↓で十分かも。
ステップアップリングを付けた場合にケラレているから、MCプロテクターだとちょっと厳しいか?)
で、今回はプロテクターを装着する前にほんの少しとはいえ使ってしまっている。
レンズを見るとそこそこ埃が……
ブロアーで拭いてもイマイチ飛びが悪い……
という訳で社内に張り巡らされているコンプレッサーのエアーを使う事に!
勿論99.9%水分をカットするフィルターと、さらに99.9%水分をカットするエアーガンを通す!
そして綺麗になったところで装着。
もう恐い物はねぇ!
恐くないとはいえ、未だストラップ未装着で、どちらかといえば落下させて壊す危険性の方が高い気もするが、お構いなしに手持ちで会社の屋上へ!
陽が完全に沈み、空は赤から青へのグラデーションが掛かり、街並が暗闇に飲まれていくタイミング。
いつもの場合、グラデーションに重きを置くと街並は完全に真っ暗に。
逆にまだ明るさの残る街並に重きを置くとグラデーションは飛んでしまう。
同じ様なタイミングで撮った写真が“過去の記事”にある。
ソレがこれ。
空を重視して街並はかなり暗くなってる。
で今回撮った写真がこちら!
街並の方を中心に露出を決められてるけど、空のグラデーションもそこそこ残って、さらに街並は見た目に限りなく近い。
NEX-5 でおいらが基本設定として使っている画質設定が“RAW+JPG”。
このモードだと3枚重ねのHDR機能が働かない。
というわけでJPEGモードに切り換え、“露出差オート”で撮ってみる。
Σ( ̄□ ̄;
そう来たか……
写真を撮ってその絵を確認したときに良く思う、
街並はもっと明るいんだよっ!
空のグラデーションはもっと綺麗なんだよっ!
っていうもどかしさが解消された気がした。
ただ、普段からRAWで撮り、その場で深く考えず、後から味付けをするおいらにはかえって難しい機能なのかもしれない。
RAWで撮れればいいんだけどなぁ……
画質を再び RAW+JPG に戻し、空を主にグラデーションを撮る。
ダイナミックレンジオプティマイザーも切る……あれ?
この瞬間まで“HDR! HDR!”連呼してた物がDROだったことに気付く!
(一つ上の露出差オートはHDR)
訂正するのも面倒だからほっておこう。 (・_・;
まぁ、何にしてもそのDROを切って撮ってみる。
作例的な意味も込めて成分無調整で出力。
EOSで撮った時にかなり近い絵が出てきた。
いや~DRO偉大だわ……
折角だからいつものような調整を入れてみる。
調整内容(調整項目のみ)
○明るさ : -0.33EV
○ホワイトバランス : プリセット調整[白色蛍光灯]+500K
○クリエイティブスタイル : 風景
○Dレンジオプティマイザー : オート
こうしてみると現像時にかなり美化してるんだなぁとしみじみ思う。
青系が好きなだけにどうも強調してしまうなぁ。
とはいえ、山のあたりも青くなってしまってかなりの違和感が……
Digital Photo Professiona でもこんなだったかな?
そうこうしてる間に会社の人間が全員帰宅していた。
戸締まり確認と夕食を兼ねて一旦会社を出て、イルミネーションが煌めく頃に再度屋上へ。
スローシャッターでじっくりと……
ということで愛用の三脚 Geo Carmagne E645L も持って行く。
そして最初に撮ったのがコレダ!
パノラマだ!
しかも夜景。
かなり縮小してしまっているけど、実際のサイズは8192×1856。
カメラをパンしてる間に連続撮影をする為、シャッタースピードを上げているのか、結構高感度ノイズが激しいけど悪く無い。
因みにこのモードもRAWが使えないようだ。
そこがちろっと残念。
空気の澄んだ昼間にまた試してみたいですな。
次に都会の夜景でよく見る車のライトが尾を引いてる絵を狙う。
しかしこの時間になってもまだ明るさが残っているおかげでシャッタースピードが落ちない。
というわけでここでは KENKO PRO1 D プロND8 フィルターを装着。
(NEX + ND8 de 川の流れ撮影のサンプルはこの行をクリック!)
強引にシャッタースピードを落として撮影。
この目の前の道路をなっかなか車が通らない。
縦横無尽に走る軌跡が欲しかったけど通らないんじゃ仕方が無い。
この辺で勘弁することにした。 (T^T)
そしてここでも DRO が良い仕事をする。
こういう場合は大抵看板が飛ぶ(ダイハツのあたりは特に)。
でも飛ばずにしっかり残っているのがまた素晴らしい。
圧倒的に車の量が少なすぎる道路に見切りを付けてNDフィルターを外す。
で、夕方レンズを向けていた方向に再度レンズを向ける。
ちょっと明るすぎたけどこの写りなら文句は無い。
発売前に各所でアップされていた作例を見れば見るほど予約したことを後悔したりもしてたけど、この写りなら失敗した!とは思いようが無いかな。
次は同じ様な画角で NEX-5 と EOS 20D とで撮り比べをしよう!
ということで撮り比べてみたけど枚数が増えたからまた後日。
眠い!
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