■ NEX バルブで撮影してみた1 打ち上げ花火編 ■
■ NEX バルブで撮影してみた2 星空撮影編 ■
といっても封印解除ではなく。 ( ̄▽ ̄;
NEX-5 を三脚に載せて撮るような場合、手ぶれ防止の為に買ったはずのリモコンは、センサーが本体正面にあって反応する場所を探して無駄に手を振る羽目になってイマイチ使い勝手がよろしくない。
自身を含めた記念撮影か小物撮影なら割と使えるんだけども……
と、いうわけで今どきながら“ケーブルレリーズ”を買ってみた。
さて……
どこに挿すべ?
NEX-5 はもちろん、EOS DIGITAL シリーズにもシャッターボタンにレリーズをくっつける穴は開いてない。
というか、最近のデジカメの殆ど全ては開いてないんじゃないかな?
となると、NEX-5 用に買ってもどうしようも無いっちゃ無いんだけど、ニューアイテムを作る時にL字ブラケットを探しながら偶然面白いアイテムを発見。
まー、そんな高いもんでもないし……と、購入を決意!
NEX-5D 購入以降、細々と銭が出てってるなしかし…… (ー’`ー;)うーむ
そんなこんなでお届けられ物!
左:HAKUBA ブラックオートレリーズ 2 100cm (AA)
右:ETSUMI コンパクト用シャッターボタン E-398 (AA)
ブラケットを探しながら目に着いたのは右のアイテム。
レリーズ穴の付いてないシャッターボタンに被せてケーブルレリーズを使用出来るようにする商品ですな。
現在ではワイヤレスリモコンやら、DSLRの場合は電磁レリーズがほぼ確実に搭載されてたりで出番が減ってるかと思いきや、意外とあっさり入荷してくれて楽々ゲット。
逆に入手に手間取ったのは左のケーブルレリーズ。
20cmとか30cmとか短い物はちらほらと在庫があるものの、今回購入した100cmタイプはなかなか在庫が無い!
送られて来るまでに2週間も掛かった……
最近は全く需要が無いって事なんでしょうなー
実際に手に持ってみた感じからすると、単純に手ぶれを抑えて夜景やらなにやらを撮るなら短い方が良いかもしれない。
このケーブルレリーズとやらは、フレキシブルなパイプの中にワイヤか何かが通っていて、注射器のシリンダーみたいな部分を押し込むと押し込んだ分だけ先端から金属の棒が出てくる仕掛けになっている。
となると、長ければ長いほどパイプとワイヤの摩擦なんかで指先に帰ってくる感触が鈍くなり、半押し状態が掴みにくくなる。
恐らく短ければ短いほど感触がダイレクトに伝わりやすくなるだろうから、妙な目的が無ければ短い方が良いかもしれない。
おいらとしては150cmくらいの物があれば最高だったんだけど、残念ながら見つからなくて100cmで妥協。
まぁ、無事に揃ったってことでシャッターボタン E-398 も開封。
マジックテープの付いたバンドにケーブルレリーズの先端受けが付いた物だ。
バンドの長さも NEX-5 に取り付けるなら必要十分すぎるほどある。
むしろ切りたい。 ( ´-`)
で、こいつがどうなるのかと言うと……
ケーブルレリーズのピストンを押し込むと、ニョキっと樹脂製の丸棒が飛び出してきてカメラのシャッターを押すと。
ひっじょーに単純な機構ですな。
単純なのは兎も角、問題が一つあった。
このシャッターを押し込む機構の外装部分。
アルミというか真鍮というか、兎に角金属で出来ている。
こいつをカメラのシャッターボタンの上でごりごり動かすと本体側が削れる!
まぁ、ケーブルレリーズをしっかりホールドするには樹脂製だと安定感があまりにも弱い。
となると金属使うのは仕方ない……
でも傷が……
ってな訳で、そこらに転がっていたフェルト付きのスポンジを当てつけてみる事にした。
NEX-5 に装着する際に、こいつを間に挟み込むというわけですな。
特に穴とか開けてないけど動作に問題が無かったからこれで行く事にした。
ただまぁ、ピストンに帰ってくる感触がさらに鈍った気がしないでもない…… (ー’`ー;)うーん……
今回は特に準備する物も多くないから早速 NEX-5 に装着!
バンドの長さが有り余って、マジックテープの重なる部分が狭い。
切った方が安定すると思うけどひとまずこれで運用してみる。
折角準備したんだから!
と、そこらにある物を撮ってみた。
撮影イメージはこんな感じ。
大して暗くもなく、セルフタイマー2秒で事足りしまう様なシチュエーションだけど試すだけだから何でもいいや!
で、撮れたのがこの絵。
リサイズ無しで、等倍で切り出してみた。
シャッタースピード1/2.5秒だから、0.4秒かな?
NEX-3 なら兎も角、雲台との接地面が極端に狭い NEX-5 ならばシャッターボタン押下での撮影にはちょっと厳しいシャッタースピードだと思う。
しかしこの写りなら効果十分有りじゃないかな?!
まぁ、この程度ならセルフタイマーで十分なんだけどさっ!
で、この E-398 は一切の電気的な機構が無い。
ということは NEX 用として使うだけじゃ勿体ない!
そんな訳で、このBLOGに乗っけているアイテムの9割以上の撮影に使用している Canon Powershot S3 IS にも巻き付けてみた。
結論:ばっちり。
NEX-5 に比べて曲面の多いデザインなだけに、安定感は NEX-5 より落ちるけどなんとか固定さえしてしまえば問題なく撮影が出来る。
まぁ、この Powershot S3 IS は赤外線リモコンは勿論、ワイヤードリモコンすら使えないだけに、セルフタイマー以外での撮影方法が増えるのは良い感じだ。
本体デザインによっては装着出来ない場合もあるけど、ワイヤード、ワイヤレス、いずれのリモコンも使えないカメラで低速シャッター撮影を行う場合にはもしかすると一つの解決策になるかも?
それにしても……
電気接点当たり前! な昨今。
電気的な機構を一切持たない100%アナログなシステムに頼らざるをえないなんて!
コメント