双子座流星群を とれ な かった…… orz

例によってウェザーニュースを見ていると双子座流星群の情報に気付く。
それも今日!

って、当日やん!

しかし雲の状態はイマイチで、予報も良い状況とは言い難い。
こんな日に車山まで登るのも難だし、ザキ氏を呼んだとしても現場で曇っていたら申し訳ない……

今日は会社の屋上から観測しよう!

そういうことにした。

21時頃屋上着。
やはり山頂と違って街中だと星の数が少なく見える。

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加えてこの月。
星を撮るコンディション的には限りなく悪い。

元々街中で有る事と、雲が出てることもあって準備はかなりいい加減だ。
とか言いながらカメラはそれでも2台体勢。
しかしながらそれぞれレンズは1本と完全決め撃ち状態。

セッティングはこんな感じ。

●メイン
・CAMERA: EOS 5D
・LENS: EF 17-40 f/4L USM (AA)
・ETC: Canon タイマーリモートコントローラー TC-80N3 (AA)
・ETC: エツミ デジタルプロテクターカバー ブラック E-1815 (AA)
・TRIPOD: Geo Carmagne E645L (AA)
・ETC: Velbon QHD-61 (AA)

●サブ
・CAMERA: NEX-5 (AA)
・LENS: E 16mm F2.8 (AA) + VCL-ECF1 (AA)
・ETC: RMT-DSLR1 (AA)
・TRIPOD: Kenko CLAMP POD PRO100 (AA)
・ETC: Velbon QHD-41Q (AA)

●その他
Play Station Portable (AA)
PSP用ソフト HOMESTAR PORTABLE/SEGA (AA)
PSP用GPS PSP-290 (AA)

前回の獅子座流星群では、最近へたり気味のバッテリーのおかげで撮影時間がかなり短くなってしまった。
今日もそこそこ寒いし、比較的長時間の露光が連続するからなるべくバッテリーの持ちは良くさせたい。
てなわけで、EOS 5D には以前小改造したエツミのデジタルプロテクターカバーを装着。
そのままだと取り回しが悪いから、予め EOS 5DQHD-61 を装着し、さらに ジオカル645L に搭載されている PHD-61Q のクイックシューに装着。
これで PHD-61Q だけでは足りなくなる仰角の問題も解決。
シャッターはいちいち手動でやるのも面倒だからタイマーリモートコントローラーによるインターバルタイマーを使用。
10秒のインターバルで、露光時間は8秒、あんまり連続させるのもなんかな……と思って、2秒ほど空きを作ってある。
試写してみるとミラーアップが生きていた。
ってなわけでミラーアップを解除する。
メニューに入り、ミラーアップの項目に入り、設定を“しない”に合わせた所でシャッターボタン半押しでメニュー離脱
操作に微妙なひっかかりを覚えつつそのまま撮影スタート。
“パコン”・・・“カシャッ”・・・“パコン”・・・“カシャッ”・・・ん?
なんかおかしな感じだけど、“パコン”の時に背面のLEDが光ってるから大丈夫だろう。
なんといってもプロテクターカバーを付けてる上に、長時間露光だから外からだと確認が出来ない。
というか間違い無くミラーアップの音なんだけど、LEDを信用したくて(=確認が面倒臭くて)あえて無視!
間違い無く設定直したしな!
(これが後に酷い結果を……)

続いて NEX-5 の設定に入る。
EOS 5D をインターバルタイマーで連続撮影させる関係で、NEX-5 の方では手動で撮影を行う。
もっとも、NEX-5 をインターバルタイマーで撮影する方法(電子工作の世界)は今のところ試してないんだけども……
で、いつもは レリーズ付ブラケット E-6205 を使用してる所を今回は赤外線リモコンの RMT-DSLR1 を使用。
理由は簡単、単純にセッティングが面倒臭かったと!
2台体制の時は基本的には NEX-5 には ULTRA LUXi F を使っているんだけど、今回は屋上って事と、設置が面倒って事で Velbon QHD-41Q を装着済みの Kenko CLAMP POD PRO100 を手すりに固定させた。
確実に固定出来る支柱がある場面なら CLAMP POD はやはり便利だ。
(もちろん雲台は交換した上で!)

カメラのセッティングが終わった所で PSP を使って双子座の位置を確認する。
当たり前のように双子座がわからん!
基本的にオリオンしかわからんのだから仕方ない! ( ̄^ ̄)

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ギリギリオリオンのおかげで他の星座の位置が判明!

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解りやすくラインを引っぱってみると……
みると……
隣やん。 (・∀・;

そうか……
あの良くみる配置が双子座だったのか。
有名な星座だし、今後覚えておこう。 φ(..)メモメモ

位置情報を確認した後、EOSNEX をそれぞれ微妙に違う方向に微調整。
( EOS は動作中に移動させた為、一瞬 “え?” てな写真が撮れる罠)
結局の所、かなり広範囲で流星を確認出来る事は学習済みだ!
EOS 5D は自動で、NEX-5 は遠隔シャッターしながら自らも肉眼で星空を凝視。
すると今回は時間もぴったりな為か、結構目撃出来る!
これなら期待出来るかもしれない!

21:37
いざ観測開始!

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21:43
おや?

10121405

21:47
おやおやおや?

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21:53
はい、しゅーりょー!

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なんだこのパターン……
去年同じく双子座流星群を写真に納めようとしたときと全く同じじゃないか……
でも観測数は結構多い。
自動で撮らせている EOS 5D の画像に入っていれば問題無しだ!

が!

タイムスタンプがおかしい。
画像と画像の間隔が妙に長い……
どうやらミラーアップで8秒間待っていたらしい……
話にならん!
ミラーアップ解除にした後、決定せずにシャッターで戻ったことで設定が反映されていなかったという、初歩中の初歩的な落ち。 orz

結局 NEX-5 の方は、レリーズケーブルを使わずリモコンを使った事でうまくセンサーを反応させられずに撮影テンポを大きく外し、EOS 5D もミラーアップが生きていて10秒以上のタイムロスが発生し、さらに天候も急速に悪化。
当然画像にも残っていない。

コンディションは比較的よかったものの……

結論:撮れなかった…… orz

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